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ジョウビタキ

ジョウビタキの特徴

特徴と生態・分布・生育場所

◎全長14cm ●冬鳥 ★雌雄異色

冬鳥として全国に渡来し、平地から山地の開けた場所(林、公園、人家の庭)に生息し、比較的開けた明るい環境を好むようだ。

低木があれば棲みつくので見かけることも多く、代表的な冬の小鳥と言えるだろう。

雌雄に関係なく縄張りを作って一冬を過ごす。

縄張り意識はかなり強く、カーブミラーや自動車のミラーに映った自分の姿にライバル心を剥き出して攻撃しようとする習性はよくしられている。


オスとメスとでは姿は同種と思えないほど異なっている。

オスは、頭上と後頸部は白灰色。顔から喉は黒い。背は黒褐色。両翼には大きな白斑があり、よく目立つ。

尾は、中央だけ黒く、他は赤橙色。

体下面は赤橙色で日に当たると鮮やかでよく目立つ。

メスは、頭部から体上面が灰褐色で、体下面は色が淡い灰褐色。腰と尾羽に赤橙色があるがオスよりも淡い。

オスと同様に、両翼に白斑があるが、オスのものよりも小さい。

同じ樹木の実を食べるためにルリビタキの雌とジョウビタキの雌が同時に現れることもあるが、一瞬の動きの中でもこの両翼の白斑が目立つので区別できる場合が多い。


よく行く公園内で除草など林内の清掃を手作業でする人がいるのだが、この人が作業をしているといつの間にかすぐ近くにジョウビタキがやって来ていて横枝や杭に止まって様子を見ていることがある。

どうやら、作業中に出てくる昆虫類が目当てらしい。

同じ理由だろうが、畑仕事をしている人の近くに出現することも珍しくはないようだ。

人をあまり恐れないようで、その内に人の手から虫を直接もらうほど慣れることもあるようだ。(某TV番組でその検証を行って見事成功していた。)

さえずり・地鳴き/聞きなし

さえずりは5月~7月なので、日本にいる間には聞かれない。

地鳴きは、縄張り宣言として、「ヒッ、ヒッ」や「カッ、カッ」あるいは「カタカタ」のように鳴く。

ルリビタキの地鳴きに似ているように思う。

鳴く際に、頭を下げると同時に尾羽をピクピクと振るような動きが見られることがあり、一連の動きがお辞儀のように見える。

ジョウビタキ
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