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コサメビタキ

コサメビタキの特徴

特徴と生態・分布・生育場所

◎全長13cm ●夏鳥 ★雌雄同色

夏鳥として九州以北に渡来し、平地から山地の、特に落葉広葉樹が繁茂する林に生息する。春秋の渡り期には市街地の公園などでも見られる。

身軽な鳥として知られており、飛びながら空中に停まったり、すばやくUターンをするのが得意で、主にフライングキャッチして飛んでいる昆虫類を補食する。

秋の渡り期には、樹木の実がなっている木によく現れる。(10月上旬は好物のミズキの実がある付近を観察。)

似ている同種のサメビタキよりも少し小さいところからこの名前が付いている。


頭部から体上面は灰色みのある褐色系の色で、翼と尾羽は濃い灰色をしている。

喉と体下面は一様に白いが、胸には淡い灰褐色みがある。

類種のサメビタキやエゾビタキの胸には暗褐色の縦斑があるが本種にはない。

目が大きく見える理由

コサメビタキは姿は地味だが、目が大きくてクリッと可愛らしいので意外にファンが多いらしい。

実は、本種の目がひときわ大きく見えるのには理由があって、目の縁にある肉質のリングが黒いので瞳と同化してその分大きく見えるのだ。

この点は普通の写真では確認できないので、拡大した写真を載せておくので、ぜひ確認して欲しい。

コサメビタキの目

(上の写真をクリックして拡大写真を表示)

いわば、アイシャドー効果で実際よりも大きく見えているわけだ。


識別ポイント

1.アイリングは輪郭は少々不明瞭ながらも太くて白い

2.輪郭は不明瞭ながら目先が広範囲に白い。(個体差があるかもしれない。)

3.胸に縦斑はなく、淡い灰褐色。

4.下嘴の基部が明るい黄色~橙黄色。

さえずり・地鳴き/聞きなし

さえずりは複雑な上に早口で小声なので遠くまで届かないし、さらに番(つがい)になるとさえずらなくなるというから、さえずりで気が付くというのは可能性が低そうだ。

地鳴きは、「ツィー、ツィー」。

 

コサメビタキ
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