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ルリビタキ

ルリビタキの特徴

特徴と生態・分布・生育場所

◎全長14cm ●漂鳥 ★雌雄異色

身近な青い鳥の代表格。ルリビタキとオオルリ、コルリの三種を”瑠璃3鳥”という。

コルリは夏鳥として本州中部以北にのみ渡来するので四国では見られない。

したがって、四国で見られる可能性があるのはルリビタキとオオルリだけということになる。


オスは、額から頭部および尾を含めて体上面が光沢のある青色。短いが白い眉斑が目立つ。喉から体下面は白く、脇が鮮やかな山吹色をしていて青色とのコントラストが美しい。

メスは、オオルリの雌によく似る。頭部から体上面はオリーブ褐色、尾が青い。喉は白く、胸から体下面は体上面よりも薄いオリーブ褐色。脇はオスに似るがどちらかと言えば橙色。不明瞭ながら眉斑もある。白いアイリングも特徴だ。

ルリビタキのオスは、成鳥の青色になるまで個体差はあるものの3年かかるそうだが、その間2年以上はメスと同様にオリーブ褐色(簡単に言うと、茶色)の羽色のまま過ごすことになるので、一見すると番(つがい)がメス同士に見えることもある。

目視では判断は難しいが、オスの幼鳥はメスよりも尾の青みが強く、脇の橙色部は広く鮮やかなのですでに成鳥の山吹色に近い。

ちなみに、同じ青い鳥でも、オオルリやコルリは生まれた年の秋には成長に近くなっていて、体上面のかなりの部分は青い羽毛に覆われているそうだ。


国内の繁殖地は本州中部以北や四国が知られており、亜高山帯の針葉樹林帯を好む。冬季は、本州中部以南の平地や山地の林、市街地の公園の林などで越冬する。

したがって、比較的気軽にルリビタキに出会いたいなら近場のウォーキングができるような公園に出かけてみることをお勧めする。


よく見かける場所は、林床や人の目線ほどの高さの枝だ。

初めて出会ったのはウォーキングコース沿いの低木にスッとやってきたときだがその距離はほんの数メートルだったように思う。意外に、人に対する警戒心はそれほど強くないのかもしれない。

地鳴きに誘われて観察していると、林の中の樹間を器用に地面すれすれのところを飛ぶのを何度も見たことがある。

また、藪の中からすぐ近くの明るいところにある樹の実を食べに出てくる姿もよく見かける。

そのような場所で見かけることが多いのは、どうやら巣が近くにあるのだろうが同じ場所で、地上の昆虫類を捕食したり、植物の実を素早くくわえてまた樹上に戻るという行動を繰り返すからのようだ。

さえずり・地鳴き/聞きなし

真冬でもさえずることがあるらしいが、まだ耳にしたことはない。

 ※2017年11月加筆:10月27日にさえずりを聞きました。その後、地鳴きも確認しました。

繁殖期は亜高山帯の針葉樹林帯で朗らかにテンポよく鳴く。その際、尾羽を一定間隔で上下に振りながら鳴く。

言葉にすると、「ヒョロヒュルルリッ」とか「フィルリルーリルー」あるいは「ヒーピヒョロピヒョロヒョロヒョロリ」となるようだが、実際はどうなのだろう?

聞きなしは「ルリビタキだよ」だそうだ。(^^)

よく耳にするのは地鳴きだ。冬枯れの道脇の藪の中から聞こえることが多い。

「ヒッ、ヒッ、クッ、クッ」と鳴くが、ジョウビタキに似ていて区別がつかない。ただ、薄暗いところで聞こえてきたらルリビタキの方だと思って間違いない。

他には、「ガッガッ」または「グッグッ」とも地鳴きする。

予想外に大きな声で地鳴きするときに、胸を大きく膨らませていることがあるが、もしかしたら撮影者の私に警告音を発しているのかもしれないと、何回か経験するうちに思うようになった。

ルリビタキ
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