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シジュウカラ

シジュウカラの特徴

特徴と生態・分布・生育場所

◎全長14.5cm前後  ●留鳥 ★雌雄ほぼ同色

シジュウカラは雌雄でほとんど同色。頭部から体前面は白と黒のコントラストが目立つ。

頭部は光沢のある黒(光によっては、紺色に見えることもある)。

頬が白く、しかも黒で囲まれている。この特徴はヒガラと共通する。

顎から喉にかけて黒く、ネクタイのように胸から下腹まで縦線となっている。このネクタイの幅が雌雄によって異なるので雌雄の識別ポイントになる。

オスの方が幅広く、下腹で太くなっている。太さには個体差があるように思える。細い太いが微妙な場合は、下腹で太くなっているかどうかを確かめよう。

肩口から背中上部が特徴のある黄緑色で、背中下半分は青みのある灰色。

幼鳥は全体に色が薄く、胸のネクタイが不明瞭。


ほぼ全国に分布し、市街地の住宅地や公園の林から標高の高い山の森まで、一年を通して最も普通に見られる小鳥の一種。

個人的な体験では、季節を問わず、登山道を歩いていて野鳥が忙しそうに枝から枝へと移動しているのを見かけたらかなりな確率でシジュウカラだ。


シジュウカラは混群を作ることでもよく知られている。

カラ類は、繁殖が終わると群れを作って生活するが、この群れにカラ類だけでなくそれ以外の種も混じることがある。これを「混群」という。

カラ類の他には、平地と山地とでも異なるが、エナガ、コゲラ、メジロ、キクイタダキ、ゴジュウカラなどが加わっていることが多い。

一般に、気候や食糧確保など生存条件が厳しいほど混群を形成する傾向が強いと考えられている。

シジュウカラは混群の中では低いところにいることが多いので撮影しやすい。

類種との識別ポイント

カラ類でもヤマガラは首の後ろや体下面がレンガ色なので識別に困らない。それ以外は一見すると似ている。

頬が白く、しかも黒で囲まれている点ではヒガラと似るが、ヒガラにはネクタイは無く、喉の黒い部分がよだれかけに喩えられ下に広がっている。また、ヒガラは体長が11cmほどなので一回りも二回りも小さい。

コガラは頭部は黒いが頬の白い部分は黒に囲まれていない。喉の黒い部分は小さい。

さえずり・地鳴き/聞きなし

さえずりは、「ツピツピツピ」が典型的だが、人によっては「ピチュ、ピチュ、ピチュ」や「スイーツ、スイーツ、スイーツ」のようにも聞こえるようだ。

いずれにしても、鳥の鳴き声を言葉にするのは難しい。

地鳴きは、「ツーチ」「ツッツッ」など色々な声を出すようなので、慣れないと識別は難しそうだ。

シジュウカラ
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