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ウグイス

ウグイスの特徴

●全長メス14cm/オス16cm、留鳥・漂鳥

雌雄は同色ですが、小鳥の中では珍しくオスとメスで大きさが異なります。

環境に対する適応能力が高いのでしょうね、笹やぶのあるところなら人家近くの林から亜高山帯まで広く棲んでいます。

実際、自宅裏近くにある竹藪にも棲みついていますし、標高1982mの石鎚山山頂付近でも聞かれます。

オスは同時に一夫多妻、メスは連続的に一妻多夫だそうです。

その結果、1羽のオスのなわばりの中に、メスの数だけ巣が作られメス同士の争いはないとのことです。

オスは子育てには参加せずメスだけが1羽で行うようですが、野鳥によって子育ての仕方はずいぶん異なるようです。

ウグイスは、そのさえずりが美しいので、オオルリ・コマドリとともに日本三鳴鳥に数えられています。

「ホーホケキョ」というさえずりは日本人ならだれでも知っているでしょうね。

一方、秋から冬の間は「笹鳴き」と呼ばれる「チャッチャッ」という地鳴きが聞かれますが、こちらは認知度はそれほど高くないようです。

警戒しているときなどは「ケケケ…ケキョケキョケキョ…」というけたたましい鳴き方をするのですが、これは「谷渡り」と呼ばれています。

その美しいさえずりも、夏を過ぎると聞こえなくなります。

秋から冬の間は「笹鳴き」と呼ばれる「チャッチャッ」という地鳴きが聞かれるだけですが、こちらは一般にはあまり知られていないようです。

街中の公園など標高の低いところでは、春先になると初鳴きが聞かれるようになります。

ウォーキング・コースとして利用している市内の公園で、今年の2月26日初鳴きを聞くという貴重な体験ができました。

前の日まで地鳴き(チャッチャッ)しか聞こえませんでしたが、公園の入り口に近い標高が一番低い辺りで、たまたま頭上で”さえずり”が聞こえてきました。

初鳴きの割には”ホーホケキョ”に近い状態で上手に鳴けていました。

一般に鳴き始めは下手で、”練習”しているうちに上手になっていくようです。

この個体がいた場所より標高が高いところにいるウグイスはまだ地鳴きしか聞こえていませんでした。

愛媛県内各地での初鳴きは概ね2月の下旬から3月の初旬に観察されるようです。

自宅近くに笹藪があり、春から毎日のようにウグイスのさえずりが聞こえてきます。

時には、目覚まし時計代わりに、ウグイスのさえずりでとても気持ちよく目が覚める朝もあり、そんなときはウグイスに愛おしさを感じます。

この美しいさえずりもお盆を過ぎるとほとんど聞かれなくなるかと思うと寂しくなります。

ウグイス
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