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キセキレイの特徴と生態

水辺を歩くキセキレイ

バードウォッチング情報

●全長20cm ◎季節性:留鳥・漂鳥 ☆雌雄ほぼ同色

◎魅力について

身体がスマートで尾羽が長く、凜とした姿が実に”クール”です。

◎名前について

漢字表記では、黄鶺鴒と表します。この漢字の意味なのかどうかは分かりませんが、「セキレイ」は「背筋がピンと伸びた」という意味だそうです。

下面全体の黄色から、「黄」を付けたことは容易に推測できます。


英名は、Grey Wagtail です。Yellow ではないのですね。上面の色からの命名でしょうね。

wag は「身体の一部を振る」、tail は「尾」を意味します。

常に尾羽を上下に振りながら歩く習性に注目してセキレイを wagtail と命名したようです。

ちなみに、Yellow Wagtail と表記すると、より黄色味の強い「ツメナガセキレイ」を意味します。

◎分布と生育場所について

九州以北に分布し、平地から亜高山帯までの河川、湖沼、山地の道などで見かけます。

およそ標高を選ばず生息するようです。驚くことに、3000m級の日本アルプスでも夏に見られることがあるそうです。(私は残念ながらアルプス縦走中に見る機会はありませんでした。)

私の日々のフィールド(公園)では、夏季になると姿を消しますので、「漂鳥」と考えられます。

暑い間は、涼を求めて山の中の川縁、沢や渓流など、涼しげな水辺で過ごしているのでしょう。

◎外見の特徴について

セキレイはスマートな印象がありますが、その中でもキセキレイは特にほっそりと見えます。

体長は、例えば、ハクセキレイと大して変わらないのに体重は半分ほどしかないとのことです。その分、動きが軽やかに見えます。

頭部から背中までは灰色です。正確には黄緑色がかっているようですが、野外では”グレー”、腰の方に下がるにしたがい黒っぽいというイメージです。

最大の特徴は、下面の黄色です。黄色のグラデーションの中でも、脇が白っぽい印象を受けます。

繁殖期におけるオスとメスの違いは、喉の色に注目するのが一番分かりやすいでしょう。オスは黒く、メスは白いです。

◎生態の特徴について

尾羽を上下に振りながら歩くのは他のセキレイの仲閒と同じです。おかげで遠くからでもセキレイの類だと判断できます。


縄張り意識の強さはジョウビタキと同様で、カーブミラーに映った自分の姿に攻撃を仕掛けるほどです。

私はまだ観察したことはありませんが、時々ネットに投稿されたそのようなシーンを見かけます。

◎鳴き声(囀りと地鳴き)について

さえずりと地鳴きは似ていて、「チチン、チチン」と甲高く鳴きます。(あくまでも個人的なイメージなのですが、鉄瓶でお湯を沸かしたときの音に似ていると思います。)

ちなみに、ハクセキレイは「チュチュン、チュチュン」と鳴きます。

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